まだまだ 寒いけれどお花で春を待つ


前回アレンジしたフウセントウワタ が 五日目 暖房の入ったお部屋で春が来たと勘違いして 本当に名の通り 綿が飛び出しました!
すごいですね。タンポポの様に種を付けた綿が子孫を残そうと 準備万端 風の蓬莱を待ち受けている新しい姿に朝起きて感動しました!

植物は不思議、まだ朝氷点下の今でもうちの庭の水仙はもう咲いていますし よく見ると枝物はちゃーんと小さな目を付け始めています。
彼らの遺伝子の中で 日照時間や温度を感知するタイマーがついていて 毎年きちんと咲こうという姿は自然の中で暮らしていないと気が付かないものです。忙しい都会にいると ああそういえば、、で通り過ぎてしまいますよね。 日本は桜やもみじには敏感ですが 道端のタンポポも見なくなったし 新芽に気づく場所は少なくなってきてますね。

先日球根が£1均一で売られていたので袋いっぱいチューリップ、クロッカス、ムスカリ、スノードロップ等々を買い込み 嫌々寒い庭に出て 自分がリスになった気持ちで無心に 植えました。
こないだのレッスンの時 リスはバカで自分が必死で掘りまくって隠した球根や実をどこに隠したか覚えてない、という話をしていましたが いざ私も寒くて夢中で植えたものだから どこに何を植えたのか訳が分からなくなり リスと同じになってしまいました。><
でも春先に お庭に色とりどりの花が咲くことを楽しみにしています。リスめ、掘りおこさないでくれと祈る。

ところで まず初春に咲く花は タンポポ フクジュソウ マンサク イギリスではやっぱり水仙、、
なぜ黄色の花が多いのでしょうか? この話は前にもしたと思いますが 春を知らせる色 と私は思います。 いろんな説はありますが 花というものは本来 人間のために作られたのではなく
昆虫や鳥たちが 受粉したり蜜を取ったりと彼らの為に、彼らと共存する為にあるのです。
ですから 赤などの熱帯色は蝶や鳥が認識しやすい色、青や紫はミツバチが好きな色、まだ寒い春の始まりはまだ彼らは活動していないので 早起きの その他の小さい虫たちが見える色 それが黄色なのです。そして黄色い花たちは惹きつけるために 意外としっかり香りも持っているのです。
娘のセカンダリースクールの制服のブラウスの色が黄色で よく公園を通って帰ってきた娘が ブラウスに虫がいっぱいへばりついて泣きそうになっていたことを思い出しました。匂いはチョコレートの匂いだったのでしょうか?笑


                       変身した姿にびっくり!


今週はミモザが手に入りましたので入れてみました。
ミモザはフレンチネームです。アカシアとも呼ばれます。優しい香りが好まれ 香料やアカシアのはちみつとして売られています。このポンポンとした優しさが癒されます。

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