新春の Asimmetrical arrengement

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

あっという間に1月も後半に入り　クリスマスから日が経つのがなんともはやいこと。
息子が大学から戻って　娘が日本から年末帰ってきて久しぶりに家族4人でお正月を過ごすことが出来ました。でもあっという間に二人がそれぞれ戻ってしまい　今までいなくて平気だったのに　今回は　なぜだか　ぼっかりと穴が開いてしまった 感じです。
お庭の水仙が　もう花をつけているのを発見し　時は動いている　と気を奮い立たせて2014年も　頑張っていこうと思います。

私の日本のいけばなの先生が　今も毎年年賀状を送ってくださいます。お歳は多分もう９０近くでいらっしゃると思うのですが　現役で池坊の活け込みで京都の本拠まで行かれてるそうですし、写真もされていて　幻想的なお花の写真を撮られては　写真の個展までされているというお元気なのです。その先生のお言葉に　「花　かえらざる刻」　とあります。
時は一刻　一刻　過ぎていくものだけれども　その一刻に輝かしいものがある　それはずっと人の心に残る　という意味ではないでしょうか？
心に残る美しいもの　―　人の幸せとはそういうものが　たくさんあることではないでしょうか。
また　そういうものを創れる人であればなお　いいなと思います。
なんだか　新年の課題が出来ました。　先生ありがとうございます。どうぞいつまでもお元気で。

　　　　　　　　　　 チューリップ、ストック、フリージアで伸びやかに　活けてみました。